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キャンパスの環境で変わる学生の飲料利用
学生500人アンケート調査結果


授業の合間、部活やサークル活動で汗をかいた後・・・。学生たちは、キャンパスで過ごす1日の中でどのくらいペットボトルなどの容器に入った飲料を購入しているのでしょうか?水飲み場や水筒はどのくらい利用されているのでしょうか?

水Do!キャンペーンでは、首都圏の22大学30キャンパスの学生を対象にアンケート調査を実施し、502人から回答を得ました。

廊下に設置された冷水機(青山学院大学相模原キャンパス)

調査の結果、8割以上の学生が、キャンパスで過ごす時間内に容器入り飲料を購入していますが、冷水機など水飲み場を利用する学生も3割以上いることがわかりました。また、水筒やタンブラーで飲み物を持参する学生も4割に達し、その理由は「エコ」以上に「節約志向」であることもわかりました。

冷水機や水筒等の利用率は、設備の設置環境により大きく異なり、清潔な冷水機を数多く設置していたり、カフェテリアでマイボトル利用者に割引している大学などでは、特に利用率が高くなっています。

大学において、学生の水分補給環境を整えることは、学生たちが快適にキャンパスライフを送る上で、重要な基本サービスになってきているといえます。

大学・キャンパス別回答者数

<調査概要>
●調査目的
学生のキャンパス内での飲料利用状況を把握し、水道水利用促進の鍵をさぐる。
●調査期間
2010年12月1日~2011年7月8日
●調査方法
各大学キャンパスにて、授業や昼休み等にアンケート用紙を配布・回収。

●調査対象、回答者
首都圏22大学30キャンパスの大学生、大学院生 
合計502人  *右の表参照


■調査内容
冷水機・水飲み場利用状況、容器入り飲料購入状況、水筒・タンブラー使用状況、大学に希望するサービスなど
アンケート用紙(PDF)

<結果概要>
※円グラフの数字は、「回答数、%」、棒グラフの数字は「回答数」。

【冷水機、水飲み場について】
Q1:あなたは大学構内で冷水機もしくは水飲み場をどのくらいの頻度で使用しますか。

 

→ 「よく使う」「たまに使う」が34%、「あまり使わない」「全く使わない」が66%。

 Q2:(Q1で「あまり使わない・全く使わない」と答えた方は)なぜ利用しないのですか。(複数回答可)

→ 「設置場所や見た目などが利用しにくい雰囲気だから」が83回答、「数が少なく飲みたいときに飲めないから」が80回答と設置環境が大きな要因になっている。

 【容器入り飲料について】
Q.3 あなたは大学構内で飲むためにペットボトルや缶などの容器入り飲料をどのくらいの頻度で買いますか。

→ 「よく買う」「たまに買う」が80%、「あまり買わない」「全く買わない」が19%。

Q.4 なぜ容器入り飲料を買うのですか。(複数回答可)

→ 「授業やサークルに持ち運べるから」が292回答、ついで「いろいろな飲料が飲みたいから」が137回答で多かった。

 【水筒やタンブラーについて】
Q.5 あなたは水筒やタンブラーをどの程度利用していますか。

→ 全体では「よく使う」「たまに使う」が40%、「あまり使わない」「全く使わない」が59%であった。男女別では、女性で「よく使う」(32%)「たまに使う」(24%)が多く、男性と大きく違いが出た。

Q.6 (Q5で「よく使う・たまに使う」と答えた方は)なぜ利用するのですか。(複数回答可)

→ 「節約のため」が157回答で、「エコだから」(57回答)を上回った。

【望まれるサービス】
Q.7 学内にあるとよいサービス・条件を以下から3つまで選んでください。

→ 「無料の給茶サービス(冷水、お湯、お茶)」(325回答)が最多、次いで「タンブラーなどが使える自販機」(268回答)、「タンブラー利用の値引きサービス」(195回答)、「冷水機等の増設や整備」(163回答)の要望が高かった。

 

食堂に設置された給水茶機
(青山学院大学相模原キャンパス)

 

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