江の島の東京2020クールスポットに給水ステーション設置中
更新日 2021.8.4日
2021年7月25日(日)より、東京2020大会セーリング会場なっている江の島に、神奈川県がクールスポットを設置しています。
日よけテントやベンチ、ミストとともに、無料で冷たい水が飲める給水ステーションがあり、こちらの設置には、Refill Japanも協力させていただいています。
オリンピックは無観客となりましたが、大会関係者や観光客、散歩中の地元の人々等が、次々と利用しており、猛暑の中の熱中症対策として、重要な役割を果たしています。
場所: 江の島・湘南港北緑地広場(橋を渡ってすぐ左)
設置期間:2021年7月25日(日)~8月5日(木) ※セーリング競技期間
運営時間:9:00~17:00
運営主体:神奈川県スポーツ局セーリング課
設置協力:水Do!ネットワーク(Refill Japan事務局)
設置期間中の7月29日(木)と8月1日(日)には、Refill Japanのスタッフが現場で利用者数カウントとアンケートを実施しました。
モニタリングを行ったのは、両日とも午後の3時間でしたが、合計で501人が利用、特に、日曜日は、ひっきりなしの利用がありました。
利用者150人へのアンケートでは、マイボトル持参率は37%でした。また、どのような場所に、水飲み・給水インフラがあったらよいか、との質問には、観光地、公園、交通機関(駅など)が、上位を占めました。
期間中合計の利用者数は、5千人程度になると予想され、それだけの人々を熱中症の危険から守るとともに、ペットボトル飲料等の消費による環境負荷を減らすことができたのは、大きな成果です。
もともと観光地の江の島だけに、今後の常設の給水インフラのニーズと効果も実証したといえるでしょう。