京都の水道水を大学生がPR
更新日 2015.7.31日
京都市の水道水は、明治時代に疎水が建設されて以来、琵琶湖を水源としています。高度な技術で世界最高水準のおいしさを誇る水道水を、多くの人に飲んでもらおうと、京都市上下水道局では、2014年、2015年に、地元の龍谷大学とのコラボレーションを実現、7月の祇園祭に合わせて、大学生の運営による「京の水カフェ」をオープンしました。
マーケティングを専攻する経営学部藤岡ゼミの学生たちが、店舗のコンセプトづくりから、メニュー開発、カフェの運営まですべてを担いました。メニューは全部、水道水を使ったオリジナルメニューで100円。「金箔入りグリーンティー」など思わず飲んでみたくなるメニューも。蒸し暑い真夏の京都の夜、涼を求めて多くの市民や観光客が立ち寄りました。
学生たちはカフェを運営するにあたり、水の大切やや京都の水道水について学び、安全性でも環境面でも水道水がミネラルゥオーターに勝ることを知りました。活動を通して、「水道水ファン」になった学生たちが、どちらかというと水道水を敬遠してきた同じ世代の若者や親子連れなどにアプローチすることで、効果的なプロモーションになっていました。
こんな魅力的なコラボレーションが各地に広がるといいですね。
<写真1> 京の水カフェを運営する学生
<写真2> 京の水カフェのメニュー
<写真3> 夜の京の水カフェ